食肉業界は大金を投入して、人々が「たんぱく質」 といえば肉を思うように仕掛けました。
我々は、お肉を食べないと筋肉ができない、力がでないと洗脳されたのです。
確かに、お肉その物のたんぱく質の量だけを見たら多く見えます。
しかし、大切なのは私たちの身体の中で、きちんと栄養になるかどうかです。
動物性のたんぱく質は、いったんアミノ酸にまで分解して、
それをヒトのたんぱく質に合成する必要があります。
野菜には、最初からアミノ酸が含まれていますから、
とても効率よく栄養を吸収することができます。
カルシウムも、牛乳に豊富に含まれているように見えますが、これも同じです。
ある食品にカルシウムが豊富に含まれているからと言って、
そのまま骨になるわけではありません。
特に日本人には、動物性食品を消化する酵素(ラクターゼ)を持たない人種です。
牛乳を飲んでお腹を壊す人が多いのはこのためです。
また、人は血液が酸性になりすぎると死んでしまうため、
身体は骨からカルシウム(アルカリ性)をとって中和しようとします。
動物性食品は強酸性です。
だから、ベジタリアンは骨粗しょう症にならないのですね。
また、お肉を食べると腸内で腐敗し有害物質が発生します。
それを解毒し体外に排出するために、腎臓や肝臓に大きな負担がかかり、
またミネラルやビタミンも余分に消費されてしまうのです。
※エコロジカル・ダイエットより
「栄養の摂取が少ない&消費が多い=お肉」
なのですね。
日本の死因ベスト3はこちらです
1位 ガン心臓病と脳卒中は、起こる場所が違うだけで原因は同じ「アテローム性動脈硬化」です。
アテローム性動脈硬化を引き起こすのが、飽和脂肪酸とコレステロールの多い食事です。
ちなみに、飽和脂肪酸に関しては、ココナッツ、チョコレート、パーム油だけ
植物性食品にも含まれています。しかし、ココナッツは中鎖脂肪酸であり、
チョコレートはステアリン酸であるため動脈硬化を引き起こさないらしいです。
ただパーム油だけは、環境にも悪いので避けましょう。
大腸がん・糖尿病
大腸がん・糖尿病を防ぐポイントは食物繊維です。
便秘をすると発がん物質が腸内に停滞するので大腸がん(結腸がん)になりやすく
食物繊維不足は食後の血糖の上昇を抑えることができず、糖尿病の原因となります。
ファイトケミカル
さらに、ベジタリアン食の特徴として、ファイトケミカルが多いことがあげられます。
※ファイトケミカルとは植物由来の抗酸化成分のこと。
免疫力UPや生活習慣病予防に効果あり♪ →詳細はこちら
その他
ダイエット
ダイエットで気になるのは「脂質」ですね。
こちらに食品ごとの脂質の量が一覧でまとめられています。
脂質の多い食品と、食品の脂質の含有量一覧表
簡単にまとめますと、植物性食品で脂質の多いのは
オリーブ、アボカド、ナッツ類のみです!のみです!
酵素ダイエットをする方は、酵素を多く含む食品が気になりますよね。
これもやっぱり植物性食品! →酵素を多く含む食べ物
総合してベジタリアン食が健康に良いですが、植物性だからといって
糖質を摂りすぎてしまわないように注意しましょう。
精神的な影響
動物が殺される時の恐怖や怨恨や憤怒の感情が
毒性のホルモンとして、
その死骸の中に含まれているので、
それを食する人間に「闘争の本能をかき立てる毒素」が移入される。
屠殺のシーンでも心が動かなくなるし、他の国で
誰かが飢えようがどうでもいいという思想になりがち。
(某サイトより引用)
性格が荒っぽくなり、攻撃的になる
DVなどの暴力や戦争の原因に繋がっている可能性も!?
※ビタミンB12について
ベジタリアンに不足しがちとよく言われるビタミンB12ですが、
気になる方は以下の食品に多く含まれるそうなので積極的に摂取するといいかもしれません。
スピルリナ、のり、昆布、ヒジキ
ただB12はお肉を食べる方でも不足しやすいのでベジタリアン特有でもないかもしれません。